海洋散骨には3つのタイプがあります。
1.個人散骨(チャーター散骨)
家族や親族のみで船をチャーターして散骨するタイプです。
2.合同散骨
複数のグループで乗り合わせて散骨するタイプです。
3.代行散骨(委託散骨)
海洋散骨業者に遺骨を預けて、専門のスタッフで散骨を行うタイプです。
海洋散骨とは、海に故人の遺灰や遺骨を放つ葬送方法の一つです。
祭祀の目的をもって、故人の火葬した後の焼骨を海洋上に散布することをいいます。
(一般社団法人日本海洋散骨協会 ガイドラインより)
ご家族の手で、またご家族に代わって散骨するサービスです。
「海に、自然に帰りたい。」
海が大好きだった人が生前から海洋散骨を希望したり、自然の一部に還ることを望まれるなど、
海洋散骨を選ぶ方の多くが生前に決めているといわれています。
海洋散骨は、最も故人の意向に寄り添った選択肢なのかもしれません。
実は、現在のように「お墓に入る」という風習は明治以降に広まったとされ、
比較的新しい習慣なのです。
故人が亡くなるとお墓に埋葬するのが一般的と考えられていますが、
もともと日本人は古来より亡骸を火葬して、海や山に撒き、自然に還すということが通例でした。
野山を切り開いてお墓を作るより、日本人古来の方法で遺骨を自然に還し、
故人の眠る自然環境を大切にしようとするエコロジー思想が近年見直されつつあります。
そして、近年、核家族化や少子化によってお墓の維持や取得が難しくなっています。
「ご子息・親類縁者が遠方の為、お墓を守る人がいない…」
「次世代にお墓という重荷を負わせたくない…」
という理由から、
遺骨を既存のお墓から新しい場所に移し、お墓を片付けて更地にし
墓地の管理者に返還する「墓じまい」を始める方も増えています。
エコロジー思想の高まりやお墓の維持や取得が難しくなっている現代社会において、
墓守の必要がない散骨・納骨堂・永代供養・樹木葬などの人気が高まっているのです。
海洋散骨は、個人で行う事が禁止されているわけではありません。
しかし、海洋散骨を行うには、いくつかの法律上の決まり事があります。
また、散骨を行う細かなマナーや配慮も不可欠になるため、海洋散骨業者と行うことが安心なのです。
「どんな業者を選べばよいの?」
「どんな流れで海洋散骨を行うの?」など、様々な疑問があるかと思います。
海洋散骨を決断する際に、まずは当社へ一度ご相談ください。